青葉区上杉の勝山公園の北側、愛宕上杉通にある勝山館が解体されることが明らかになりました。
勝山館は昨年6月に閉館、10月には土地と建物が不動産業の住販システムグループに売却されていましたが、今回来てみたら愛宕上杉通側の入り口が白いパネルで閉鎖されていて、解体工事のお知らせが掲示されていました。
一瞬、建築計画のお知らせかと思いましたが、工事名が「勝山館解体工事」と明記されていました。工事は5月16日から始まり、11月30日に完了するそうです。
住販システムグループは、当初は修繕コストを考慮しながら商業施設として活用することを考えていたようですが、解体することになったんですね。
今のところ解体後の再開発については不明ですが、売却した勝山企業は周辺の景観維持のために庭園や前庭などを残すことを条件にしていたので、古い塀などは残されるのかもしれません。
南側の勝山公園に面している場所には結婚式が行われていたチャペルがありますが、これは解体されそうです。
北側の北五番丁側の出入り口は、まだ閉鎖されていませんでした。前庭は残されるということなので、この立派な木は保存されるんでしょうかね。
勝山企業は、隣接する旧酒蔵と日本家屋を改修してレストランとしてオープンする予定です。当初は2021年末にオープンということでしたが、まだ工事が行われていました。
北五番丁通側から見てみました。
夏ごろにはオープンするそうなので、そろそろ工事も終わりそうですね。
愛宕上杉通側から撮影。
蔵の場所が以前とは違っているので、建物を動かすほどの大掛かりな改修工事だったようですが、レストランのオープン前に勝山館の解体という大きな動きが明らかになりました。
勝山館には想い出を持っている人も多そうですし、古い景観を守りながら新しい建物を建設することになるので、どのような再開発が行われるのか要注目ですね。
コメント
お久しぶりです。
勝山館は解体ですか。
結婚式&披露宴をこちらで行いましたし、仕事関係でもよく利用していました。
こんな世の中なのでしょうがないですが、寂しいですね。
跡地に何が出来るか期待します。
コメントありがとうございます!
勝山館には想い出を持っている人が多いですね。
それだけ地元に密着した存在だったので、跡地がどうなるのか気になります。
元従業員としては大変残念ですね。建物は何とか残ると思っていたので、まさか解体されるとは思いませんでした。でも今となってはしょうがないのかなと思いました。建物は無くなるかも知れませんがあの当時の思い出は忘れないようにしたいと思います
元従業員の方からコメントを頂きありがとうございます!
河北新報によると建物を残す方針だったものの、3月の地震で被害が出たため解体することになったそうです。
解体は残念ですが、周辺の雰囲気を残すような再開発をして欲しいですね。
(売却の条件として)残されるはずだった、農学部の木々も切られてしまったので、こちらもどうなることか。