新庁舎の建設工事が進行中の仙台市役所で、工事現場が間近で見られる見学スペースが開設されたというので見てきました。
見学スペースは、現庁舎の8階に設置されました。8階の窓に見学している人の姿が見えますね。誰でも予約不要で無料で見学できるということなので、市役所の中へ入って行ってみましょう。
8階のエレベーターを出て、左側(写真の奥の方)へ行くと見学スペースになっています。
「工事見学スペース」と書かれた場所で多くの人が窓の外を眺めていました。
窓からは、現庁舎の南側で行われている新庁舎建設現場の全体が間近に見えました。
現在は基礎部分の工事のために地面が深く掘削されています。地下に立ち並んでいる鉄骨は、重機を乗せる土台のためのもののようですね。
見学スペースの壁には工事に関するパネルが展示されていました。それによると敷地の西側は基礎を作るのに必要な深さ約10.5mまで掘り下げられたそうです。新しい仙台市役所は、敷地面積14,595.23㎡、建築面積(計画部分7,363.83㎡、既存部分111.78㎡、全体の面積 合計7,475.61㎡)、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造、地上15階地下2階、高さ77.25m、延べ面積(計画部分64,310.89㎡、既存部分1,685.18㎡、全体の面積 合計65,996.07㎡)の規模で、2027年11月末の完成予定です。
今年の6月に基礎や地下部分のコンクリート打設が始まり、7月には躯体を組み上げていくタワークレーンが設置されるそうです。
工事見学スペースは、新しい仙台市役所が組み上がって見学スペースの窓と同じ高さになる来年4月頃まで開設されるそうなので、興味のある方は一度見学に訪れてみてはいかがでしょうか。