青葉区上杉の勝山スケート&ボーリング場跡地で建設が進められている、住友不動産の新しいマンションの工事進捗状況を見てきました。4月に来て見た時には工事現場の中が見える状態でしたが、今回来てみたら高さが3mほどもありそうな工事用の防護板で囲まれていて、内部が見えなくなっていました。
北側の北六番丁側から見てみたら、巨大なクレーンが2基導入されているのが見えました。マンションの名称も「(仮称)上杉2丁目計画新築工事」から「シティテラス上杉」という正式名称に決定したようで、現場に大きな看板が掲示されていました。
「シティテラス上杉」はSPA、フィットネス、プライベートガーデン、ゲストルーム、ラウンジなどの多彩な共用施設がアピールポイントのようです。敷地面積8,426.91㎡、建築面積3,945.97㎡、鉄筋コンクリート造の免震構造で地上13階地下1階、高さ39.95m、延べ面積33,369.94㎡、戸数336戸の大規模マンションで、2022年1月下旬に完成予定です。現場に掲示されている「建築計画のお知らせ」と面積などが多少違っていますが、公式サイトの物件概要を参照しました。
愛宕上杉通側には「建築計画のお知らせ」と並んで、右側に見慣れない新しいパネルが貼られていますね。
「パワースポット『星の街仙台』六芒星 ~ 伊達政宗が残した無形の文化財 ~ 」と書かれたパネルが設置されていました。仙台城本丸を起点として市内の主な神社仏閣を直線で結ぶと大きな六芒星が描かれていて、これは伊達政宗公が仙台の街を守るために結界を張ったものだという都市伝説がありますが、その直線の一つ、青葉神社(東昌寺)と榴岡天満宮を結ぶ線上に、この場所があるそうです。
太陽に対して月は陰なので、政宗公の兜の前立ての三日月にちなんで、陰陽道で陰の星とされる六芒星を用いたのではないかと思われるそうです。六芒星の傾きが市内の主要道路の傾きと一致しているのが興味深いですね。どこまで事実なのかは分かりませんが、この10年くらいで有名になった説で夢のある話です。ここに住めば、ひょっとしたらパワーが得られる?かもしれないということでしょうか。荒川静香さんと羽生結弦選手の2人の金メダリストが一時期、ここにあった勝山スケートリンクで練習していたというのも単なる偶然とは思えなくなってきてしまいますね。
北六番丁側から撮影。「シティテラス上杉」のすぐ北側にはイオンモールが進出予定で、厚生病院も移転してくる計画です。地下鉄北四番丁駅にも徒歩圏内なので、六芒星のパワーを頼らなくても人気が出そうではあります。
※参考リンク
住友不動産「シティテラス上杉」公式サイト