前回に引き続いて今回もJR長町駅東口の再開発地区、あすと長町の再開発状況を見ていきます。
あすと長町に完成した大規模マンション、住友不動産のシティタワー長町新都心の南側でも新たに大規模マンションの建設工事が本格化しました。
あすと長町大通から一本東側の道路沿いの区画が工事用のパネルで囲まれていて建設用の重機が作業をしていました。
北隣に建つシティタワー長町新都心と同じく住友不動産、そしてワールドアイシティの共同プロジェクトです。
現場に建築計画のお知らせが掲示されていました。
それによると地上24階建て、高さ80.75m、延べ面積約44.360㎡、総戸数391戸の大規模マンションになるようです。
北隣に立つシティタワー長町新都心と階数は同じで高さ、延べ面積、総戸数が若干少ないものの、ほぼ同規模のマンションが並び立つことになります。今のところ現場にはマンションの名前は出ていませんでした。住友不動産ならシティタワー〇〇となるのかと思いますが、ワールドアイシティも関係しているので別な名前になる可能性もありそうですね。
機材の搬入口から見てみると現在は地下部分の工事中のようでした。完成は平成31年、2019年7月の予定です。
そのマンション建設現場の南西側の隣接地でも、ほぼ同規模の大型マンションが完成間近になっていました。しかも同じワールドアイシティが野村不動産と組んで建設しているマンションです。
ONE PARK RESIDENTIAL TOWERS(ワンパークレジデンシャルタワーズ)です。
あすと長町大通側から見てみると、全く違った印象の建物です。
上から見るとL字型をした建物で、更に南西側の一部が張り出しているデザインなので、見る角度によって全然違った形に見えますね。部分的に工事用の防護シートが架けられていますが外観は完成しているようです。
南側の公園方向から見た時が一番ボリュームを感じさせます。
地上24階建て、高さ78.70m、延べ面積約36.293㎡、総戸数345戸の規模で今年9月竣工、11月から入居開始予定です。
ワンパークレジデンシャルタワーズの西側、あすと長町大通沿いでも新たに建設工事が始まりました。こちらはマンションではなく商業施設のようです。まだ店舗の名前は出ていませんでしたが、現場に掲示されていた建築計画のお知らせによると、建築主が広島県福山市の青山商事となっていたので「洋服の青山」になるのは間違いなさそうです。2階建ての店舗ということで、今年の6月に着工して今年の9月には早くも完成する予定だそうです。マンションが出来て住民が増え、それに伴い商業施設が進出して再開発地区「あすと長町」の発展は続いて行きそうですね。