仙台市内に常設寄席が誕生するというので見てきました。場所は仙台市中心部の一番町四丁目商店街、仙台三越の南西側です。
かき徳ビルの前の通りを国分町方面へと進んだ場所に寄席が作られることになりました。
一番町側から見るとグリーンのシートに覆われた建物が見えますが、そこが常設寄席になる建物です。
新たな建物を建設するのではなく、延べ面積約50㎡の2階建ての建物を寄席に改築して来年2018年4月に開館する予定です。
1階がチケット、グッズ売り場と飲食スペースで、2階が演芸スペースとして生まれ変わります。
現在は改築工事が始まったばかりでした。寄席は「花座」と名付けられた客席数約40席の小さなものですが、なんと桂歌丸さんが名誉館長に就任して落語芸術協会が月10日の興行を主催、東京から真打落語家が来るほか、それ以外の日には地元のお笑い芸人やコメディアンが出演したり、マジックや講談、津軽三味線等の演目を行う予定だとか。
建物の改築費用の一部は一般から募り、寄付してくれた人の名前を書き入れた提灯を寄席小屋の内外に飾るそうです。宮城県出身のお笑い芸人には、古くは由利徹さんや、たこ八郎さん、現役ではサンドウィッチマンをはじめ、マギー審司さん、パンサー尾形さん、狩野英孝さんなどのほか、お笑い芸人ではないものの山寺宏一さん、森公美子さん等が笑いのセンスで本業以外にもバラエティー番組などで活躍しています。常設寄席の誕生で仙台のお笑い界が活況になって欲しいものですね。