仙台市立病院跡地で計画されている、東北学院大学五橋キャンパス整備計画の最新状況を見てきました。
国道286号線が若林区清水小路で東二番丁と愛宕上杉通に分かれる場所の東側です。
仙台市立病院は2014年に太白区あすと長町に移転しましたが、5年が経過した現在も古い病院の建物が残っています。ここに東北学院大学の泉区と多賀城にあるキャンパスを移転させて新しいキャンパスを建設する計画が進んでいます。
五橋キャンパスの建設に向けて環境影響評価準備書の資料が仙台市のサイトで公開されています。それによると、市立病院跡地に高層棟、ホール棟、研究棟、講義棟を建設する計画だそうです。
市立病院跡地の目の前には地下鉄南北線の五橋駅の出入り口があります。仙台駅から地下鉄で一駅の好立地なので、泉区や多賀城のキャンパスに比べて通学には便利になりますね。
市立病院跡地の周囲がパネルで囲まれていて内部へ入れないようになっていますが、そのパネルに「東北学院大学 五橋キャンパス建設予定地」と書かれていました。新しいキャンパスは敷地面積約17,500㎡、建築面積約9,180㎡、延べ面積はホール棟5,450㎡、講義棟18,080㎡、高層棟18,120㎡、研究棟19,970㎡、地下駐車場2,330㎡、その他10㎡、合計63,960㎡の規模です。
建物の高さは、ホール棟が4階で高さ約28m、講義棟が7階で高さ約34m、高層棟が16階で高さ約76m、研究棟が8階で高さ約34mになるそうです。
解体工事を含めた建設工事期間は2019年から2022年の予定なので、間もなく古い病院の解体が始まるものと思われます。3年後には、この風景が大きく変わって人の流れにも変化がありそうですね。
※参考サイト
仙台市公式ホームページより
環境影響評価準備書ー東北学院大学五橋キャンパス整備計画ーpdf
コメント
なんだ❗高層棟19階建てではなかったのか⁉ガッカリ⤵
イクマさん、コメントありがとうございます。
この付近は景観条例で80mの高さ制限があるので
19階だとしても現状の高さ76mと、あまり変わらないのかなと思います。
景観条例の高さ制限は撤廃か見直しをして欲しいですね。