青葉区錦町の旧NHK仙台放送局の解体工事が始まったというので見てきました。新しいNHK放送局が2018年に青葉区本町に移転してから閉鎖されていましたが、先月から工事が本格化したようです。
愛宕上杉通と北一番丁の交差点、南東角にあった古い放送局の建物が解体工事用のパネルで囲まれていて、ほとんど見えなくなっていました。
旧NHK仙台放送局は建設されてから50年以上経過した古い建物ですが、内部に石綿(アスベスト)が使用されていないということで、建物自体の解体がすぐに始まったようです。石綿は毒性があり、現在は使用が禁止されていますが、昔の建物には断熱材などに使用されていることがあり、空気中に飛散しないように解体前に撤去作業が必要になりますが、幸いにも使用されていなかったんですね。
旧NHK放送局の跡地を住友不動産が取得してマンションを建設することが発表されましたが、まだ具体的な計画は明らかになっていないので、現場を囲む白いパネルには、仙台圏の他の場所で販売中の住友のマンションの広告が掲示されていました。
北側の北一番丁を東へ進むと、向かって左側に7月31日で営業が終了した「パレス宮城野」が見えてきました。こちらは閉鎖後の跡地利用がどうなるのか未定のようですが、近い将来、付近一帯の風景が大きく変わりそうですね。
東側に来てみたら、重機で建物を解体している現場が見えました。思ったよりも早く解体が進んでいるようです。
東側の一方通行の道路、同心町通と北一番丁の交差点南東角にあったNHKの車庫は、すでに解体されてWEB予約制の駐車場として利用が始まっていました。
北東側の「かんぽ生命保険」の前から撮影。解体工事は来年2021年1月まで続きますが、マンションの建設は2022年以降ということで、約1年間は更地か駐車場として利用されることになるようですが、どのようなマンションになるのか今後の発表に要注目ですね。