2020年・地価1,600,000円、変動率 6.7%
2019年・地価1,500,000円、変動率13.6%
定禅寺通の東京エレクトロンホール宮城の向かい側(南側)にあるホテル「スーパーホテルinn仙台国分町」が昨年と同じく5位になりました。地価は100,000円も高くなっていますが、上昇率は低くなっていますね。今回の調査ではトップ10全ての場所が地価は値上がりしましたが、上昇率(変動率)は昨年よりも低くなっていて、コロナの影響が出ているそうです。
2020年・地価1,880,000円、変動率 5.6%
2019年・地価1,780,000円、変動率14.1%
4位は仙台駅東口の目の前にある商業ビル「イーストンビル」で、ここも昨年よりも100,000円の値上がりでしたが、上昇率は9%近く下がってしまいました。
2020年・地価1,920,000円、変動率 2.7%
2019年・地価1,870,000円、変動率 8.7%
第3位に入ったのは、昨年に続いて一番町四丁目商店街の商業ビル「イワマビル」でした。昨年よりも50,000円の値上がりでした。ここは数年前から他の場所に比べて上昇率が低めでしたが、今回は2.7%の上昇率でトップ10の中では一番低い上昇率でした。
2020年・地価2,360,000円、変動率11.3%
2019年・地価2,120,000円、変動率14.0%
第2位の「メットライフ仙台本町ビル」は東二番丁通にあるオフィスビルで、昨年よりも240,000円も高くなりました。人気の場所のようで、上昇率も大きく下がってはいませんでした。
2020年・地価3,810,000円、変動率 7.6%
2019年・地価3,540,000円、変動率 7.9%
そして、2020年の仙台市商業地区の基準地価が一番高かったのは、仙台駅西口駅前の青葉通と愛宕上杉通の交差点、北西角に立つ「仙台東宝ビル」で今年も1位でした。値上がりも270,000円で一番でした。上昇率は昨年の7.9%から7.6%の微減で他の場所に比べると大きく下がりませんでした。この近くでは「さくら野百貨店跡地」や「GSビル跡地」「青葉通の広場化」などなど、大規模な再開発計画や道路整備計画があり、今後の発展が見込まれるということでしょうかね。今年はコロナ禍の影響で上昇率は下がりましたが、トップ10の地価は手堅く値上がりしていました。コロナがいつまで続くのか分かりませんが、来年の地価に悪影響が出ないように早く収まって欲しいものですね。