宮城野区福田町のJR仙石線、福田町駅の移転計画が発表されたので現場を見てきました。
七北田川と梅田川が合流する場所の北西側で、国道45号線の福田橋から田子方面に向かって北側へ行くと、住宅街の中に古い駅舎があります。
福田町駅は橋上駅で、線路の南北を結ぶ自由通路の上にあるので行ってみましょう。
自由通路から東側を撮影。線路の先に高砂のマンション群が見えますね。
反対側の西側を見てみました。改札に入って階段を降りると自由通路の西側にホームがありました。
福田町駅の北側です。駅に行くには必ず階段を上り下りしなくてはなりませんが、エレベーターなどを設置する余裕がないことが、駅を移転する大きな理由だそうです。
西側から駅を見てみました。ホームは線路に沿ってカーブしていて、電車が大きく傾いて停車していますね。ホームが狭くてカーブしているためにエレベーターを設置できないんだそうで、バリアフリー化を求める近隣住民の要望に答える形で移転する方針を決定しました。
新しい福田町駅の移転先は現在の駅から西へ約200mほど離れた、歩いてすぐの場所です。電車が並んで止まっているのが見えますが、その付近に建設される予定です。
この場所にはJR東日本の宮城野運輸区と車両基地があり、JR東日本が所有している土地に新駅を建設するそうです。
ちょうど東部自動車学校の北側あたりに建設されるんでしょうか。バリアフリー化される新しい福田町駅の完成時期や規模などは未定ですが、早期に整備されると良いですね。
※参考リンク
河北新報・2020年10月23日付記事
仙台・福田町駅を200メートル西に移設 JR東が方針、新駅舎はバリアフリーに