仙台市の商業地、基準地価トップ10発表・2022年10月

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前ページの10位から6位に続いて、2022年度仙台市商業地区の基準地価トップ5の発表です。


第5位 青葉区国分町2-4-23・カラオケ館

2022年・地価 1,590,000円、変動率 +2.6%

2021年・地価 1,550,000円、変動率 ▼3.1%
2020年・地価 1,600,000円、変動率 +6.7%
2019年・地価 1,500,000円、変動率+13.6%


定禅寺通のビルが5位でした。以前は「スーパーホテルinn仙台・国分町」が入っていましたが、地震の影響で昨年4月に閉鎖、今年は「カラオケ館」も撤退して9月からビル自体の解体工事が始まりました。ちなみにビル名は「ページェントビル」というそうです。昨年はスーパーホテルの閉鎖が影響したのか地価が下がりましたが、今年は再び上昇しました。ビルの解体が来年の地価に影響しそうですが、どうなるでしょうね。

第4位 青葉区一番町4-9-17・イワマビル

2022年・地価 1,800,000円、変動率 ▼1.6%

2021年・地価 1,830,000円、変動率 ▼4.7%
2020年・地価 1,920,000円、変動率 +2.7%
2019年・地価 1,870,000円、変動率 +8.7%


一番町四丁目商店街の「イワマビル」が4位になりました。2021年に3位から4位に落ちて以来、2年連続で4位でした。地価も2年連続で下落してしまい、今回の調査では唯一の地価が下がった地点でしたが、下落率はマイナス4.7%から、マイナス1.6%に改善しています。

第3位 宮城野区榴岡1-2-1・イーストンビル

2022年・地価 2,000,000円、変動率 +4.2%

2021年・地価 1,920,000円、変動率 +2.1%
2020年・地価 1,880,000円、変動率 +5.6%
2019年・地価 1,780,000円、変動率+14.1%


3位は仙台駅東口の目の前にあるビル「イーストンビル」が2年連続で3位になりました。上昇率も昨年よりも改善しました。すぐ向かい側では話題の新しいビル「ヨドバシ仙台第1ビル」が建設中です。2023年4月の開業予定なので、ヨドバシの新ビルは来年の地価にも影響するものと思われます。

第2位 青葉区本町2-16-10・メットライフ仙台本町ビル

2022年・地価 2,530,000円、変動率 +4.5%

2021年・地価 2,420,000円、変動率 +2.5%
2020年・地価 2,360,000円、変動率+11.3%
2019年・地価 2,120,000円、変動率+14.0%


2位は東二番丁通のオフィスビル「メットライフ仙台本町ビル」でした。撮影した時は外壁の修繕作業が終了したばかりの時で、今までよりも白さが増した外観になっていました。

第1位 青葉区中央2-1-1・仙台東宝ビル

2022年・地価 4,000,000円、変動率 +2.3%

2021年・地価 3,910,000円、変動率 +2.6%
2020年・地価 3,810,000円、変動率 +7.6%
2019年・地価 3,540,000円、変動率 +7.9%


1位は例年通り、青葉通と愛宕上杉通の交差点、北西角の場所にある「仙台東宝ビル」でした。他の地点よりも抜きんでて地価が高いせいか、今回の調査では唯一、昨年よりも変動率が下がってしまいました。近隣の、さくら野百貨店跡地や仙台ホテル跡地などの再開発計画が進んでいないように見えるので、地価にも徐々に悪い影響が出ているのでしょうか。撮影した時は、青葉通の広場化に向けた社会実験をしていましたが、広場化とともに再開発も進めて欲しいものですね。

今回は、コロナの収束が見えてきたような雰囲気になってきたので、地価にも好影響を与えているようでした。

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