JR仙台駅東口の駅前で建設が進む「ヨドバシ仙台第1ビル」の工事進捗状況を見てきました。建物全体が足場で覆われているものの、すでに鉄骨が組み上がっていて完成後の姿が想像できるほどになっていました。
今回来てみたら、建物を覆うシートの一部が外されていて外観が見えるようになっていました。
実は今までも数回、建物の上部とか、角の部分とかのシートが一時的に外されていたことがありました。おそらく、外観の出来具合を遠くから確認するためなのかなと思いますが、本当の理由は何なんでしょうね。なので、この部分も数日したら再びシートで覆われるものと思われます。
今回見えていた部分は四角い看板が並んでいる場所のようですね。一見、細長い垂れ幕が3列並んでいるように見えますが、それぞれが四角に区切られているのが確認できるので、テナントの看板になる部分のようです。
現場に掲示されている完成予想図にも細長い黒い垂れ幕に挟まれて、3列の四角いテナントの看板が描かれています。完成したら、どんなテナントの看板になるんでしょうね。
完成予想図の全体像です。「2023年春竣工!!」と大きく書かれています。今までは仮称だった「ヨドバシ仙台第1ビル」という名前が正式なビル名になったようですが、商業施設としての名称は、また別に付けられるかもしれません。
ヨドバシ仙台第1ビルの建設に合わせて、東口のペデストリアンデッキの改修工事も進んでいます。ヨドバシ第1ビル前にあったエスカレーターが閉鎖されました。
エスカレーターの横では、ペデストリアンデッキを拡幅する工事が行われていました。今までは一度地上に降りてから別のエスカレーターに乗ってヨドバシ仙台第2ビルへ行っていましたが、ペデストリアンデッキで繋がるようになります。
ペデストリアンデッキで仙台駅と繋がる予定の「ヨドバシ仙台第2ビル」の前では、新しいエスカレーターの設置工事も進んでいました。
ヨドバシカメラの3階へ続く既存のデッキから、東七番丁通へ直接行き来できるようになるんですね。
現場に、エスカレーター工事が令和5年3月31日までの予定と書かれていたので、ヨドバシ仙台第1ビルの完成と同時期にエスカレーターも完成するようです。
反対側の南側から撮影。エスカレーターの完成で歩道が若干狭くなるようですが、便利になりますね。
ヨドバシカメラの既存デッキの中から見てみました。エスカレーターになる部分が板で覆われていました。
東七番丁通の南東側から撮影。
ヨドバシ仙台第1ビルは、敷地面積15,432.59㎡、建築面積8,187㎡(全体:10,331.131㎡)、鉄骨造の地下1階、地上12階、塔屋1階で、高さ54.2m(最高高さ:56.2m)、延べ面積76,460㎡(全体:92,332.651㎡)の規模のビルです。
建物の南側には、駐車場へと上るスロープ部分も出来上がってきていました。
ヨドバシカメラの駐車場から撮影。
今までは仙台駅の西口が繁華街として栄えてきましたが、ヨドバシ仙台第1ビルの完成で東口も栄えていくことになるんでしょうね。来年春の完成が楽しみです。