仙台ホテル跡地の商業施設「EDEN」が2024年1月でテナント契約終了、再開発に向けて始動？2023年12月

JR仙台駅西口の商業施設「EDEN（エデン）」が、2024年1月末でテナントとの契約を終了することが河北新報で報道されました。

「EDEN」は、仙台ホテルと隣のGSビルの跡地を取得したオリックスの関連企業が、再開発が始まるまでの暫定的な施設として運営を続けていました。

現在、仙台ホテル跡地は「EDEN」、GSビル跡地は駐車場として利用されています。

「EDEN」は、2011年4月にオープンする予定でしたが、東日本大震災のために7月に延期されてオープンしました。現在は飲食店や物販店など15店舗が営業をしています。

当初は、再開発が始まるまでの5年間の暫定利用ということでしたが、テナントとの契約更新を繰り返しながら現在まで営業を続けてきました。

今回、その契約を2024年1月末で終了することになったということで、いよいよ再開発に向けて動き出したのかなと思われますが、今のところオリックスからは何も発表されていません。

青葉通りを挟んだ向かい側（北側）では、さくら野百貨店跡地の再開発計画が明らかになっていますが、その後の動きがどうなっているのか、現在の状況については何も発表されていません。

仙台駅前の一等地が、2ヵ所とも現在の状況や今後の計画について発表がないというのは不安感を募らせてしまいます。さくら野時百貨店については再開発計画の進行状況を、EDENについては今後の計画を、それぞれ明らかにして欲しいものですね。

※参考リンク

河北新報2023年11月18日付記事～
仙台駅前の「EDEN」、来年1月末にも閉店へ運営企業がテナント契約延長せず