旧さくら野百貨店の建物の周囲を仮囲いで囲む作業が行われていることをお伝えしていましたが、今日現場を通ったら、工事の内容がパネルに書かれていました。
赤い背景に白い文字で「建物 防護対策 工事」と書かれていました。さくら野百貨店に仮囲いが設置されて以来、SNSでは「いよいよ解体工事が始まるのか」というような意見が多く見られますが、どうやら解体ではなさそうです。
空きビルの状態が長く続いている旧さくら野百貨店の建物に落書きが増えてきて、治安悪化が懸念されていることが河北新報で報道されましたが、建物への落書き防止などを含めた防護対策のようです。
建物の一部には足場が設置されていて修繕工事も行われるようなので、解体はまだ先になりそうです。
旧さくら野百貨店の跡地は、ドン・キホーテの運営会社「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」がオフィス、ホテル、商業施設の複合ビルを建設する計画を発表しています。
発表されている計画では、2024年に着工して2027年に完成予定ということでしたが、現段階で建物の防護対策工事を行うということは、解体されるのは更に先になりそうなので、残念ながら2024年の着工という当初の計画が遅れるのは間違いなさそうです。今回のSNSの反響を見てもわかるように、多くの人たちが再開発を待ち望んでいる場所なので、多少遅れるとしても確実に再開発に向かって前進して欲しいものですね。