旧さくら野百貨店の建物に足場が取り付けられていました・2024年5月

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JR仙台駅西口の、さくら野百貨店だった建物に変化がありました。


さくら野百貨店は2017年2月に閉店して以来、空きビルの状態が続いていますが、今回来てみたら東側の駅前通に面した部分に足場を設置する作業が行われていました。


すでに屋上の看板に届くぐらいまで、足場が高くなっていますね。


足場は建物全体を覆うのではなくて、この一部分だけに取り付けているように見えました。


この建物を解体して再開発する計画が発表されていますが、今回の作業は解体工事ではなさそうです。


建物のシャッターに、雨天時には雨水が漏れて流れることがあるという注意書きが貼りだされていたので、何らかの補修作業かもしれません。


旧さくら野百貨店の建物の裏側(政岡通側)は、外壁の崩落などの被害を防ぐために仮囲いのパネルやネットで一部が覆われています。


現在、再開発計画の進行状況がどうなっているのか不明ですが、いずれは解体される建物なので、修繕や危険防止に費用をかけるよりも早く解体したほうが良さそうですが、解体はまだ先ということなんでしょうか。


ちなみに、政岡通の「丸昌」跡地では、隣接する「井門仙台駅前ビル」に足場を取り付けるための作業が行われていました。井門仙台駅前ビルも修繕作業が行われるようですが、たまたま空き地になっている丸昌跡地を利用しているんですね。


さくら野百貨店跡地は、その大部分をドン・キホーテの運営会社「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」が取得して、高さ150mのオフィスビルと、130mのホテルの2棟の高層ビルを建設する再開発計画を発表しています。


2020年に発表された計画では、2024年に着工して2027年に完成ということだったので、そろそろ解体工事が始まってもおかしくない時期ですが、今回の足場取り付け作業が解体とは別の作業だとしたら、再開発計画が遅れるのは間違いなさそうです。仙台駅前の表玄関とも言うべき場所なので、現在の計画がどうなっているのか発表して欲しいものですね。