青葉通の広場化に向けた社会実験が始まりました・2022年9月

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仙台駅西口のメインストリート、青葉通の広場化に向けた社会実験が始まったので見てきました。


広場化される計画があるのは愛宕上杉通から東側の約100mの部分で、車線を減らしてバスとタクシー以外の通行が禁止されました。


仙台駅前の道路を通行禁止にすることで、どのような影響がでるか、人出が増えるのかなどを検証して今後の街づくりの参考にするそうです。


車線を減らした部分には人工芝が敷かれてイベントスペースが作られました。


自由に座れるベンチやテーブルなども設置されましたが、この日は小雨が降っていたので座る人はいませんでした。


芝生広場には遊具も置かれていました。小雨にもかかわらず、こちらは多くの子供が遊んでいました。


東京五輪で有名になった、ボッチャの体験コーナーもありました。昼間は子供向けのものが多い印象でしたが、夜には焚火をして大人の雰囲気になるんだとか。


この区間にはバス停が並んでいますが、バス停を移動させてベンチや様々な体験コーナーが設けられています。


雨に濡れないようにバス停の屋根の下に、ストリートピアノが置かれました。


海沿いにある乗馬クラブからは、ポニーがやってきていました。乗馬体験の案内のようです。


社会実験の初日は、あいにくの小雨が降る天気でしたが、晴れた日の様子も見てみたいですね。


イベントスペースで使用できなくなったバス停の一部は、向かい側の旧さくら野百貨店側に移動されました。


旧さくら野百貨店の外壁には、昭和時代の仙台駅前の古い写真が展示されています。


左、昭和45年ごろの仙台駅から見た青葉通
右、昭和50年の仙台駅から見たエンドーチェーンと、現在の「パルコ2」の場所


左、昭和38年の仙台駅
右、昭和39年の東京オリンピック直前の青葉通


左、昭和25年ごろの青葉通
右、昭和33年ごろの青葉通


今まで閑散としていた旧さくら野百貨店が少しだけ明るさを取り戻していましたが、建て替え計画を1日も早く進めて欲しいものです。青葉通の賑わいを創出するには広場化だけではなくて、道路に面している旧さくら野百貨店とEDEN、GSビル跡地の再開発が何よりも重要ですからね。