仙台市の商業地、基準地価トップ10発表・2024年9月

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前ページの10位から6位に続いて、2024年度仙台市商業地区の基準地価トップ5です。


第5位 青葉区国分町2-14-24・松井ビル


2024年・地価 1,670,000円、変動率 +2.5%

2023年・地価 1,630,000円、変動率 —–
2022年・地価 1,590,000円、変動率 +2.6%
2021年・地価 1,550,000円、変動率 ▼3.1%
2020年・地価 1,600,000円、変動率 +6.7%
2019年・地価 1,500,000円、変動率+13.6%


定禅寺通の東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)の向かい側の「松井ビル」が昨年と同じく5位でした。昨年は基準地が解体された隣のビルから松井ビルに変更されたため変動率が発表されませんでしたが、今年の変動率は一昨年とほぼ同じでした。

第4位 青葉区一番町4-9-17・イワマビル


2024年・地価 1,830,000円、変動率 +1.7%

2023年・地価 1,800,000円、変動率  0.0%
2022年・地価 1,800,000円、変動率 ▼1.6%
2021年・地価 1,830,000円、変動率 ▼4.7%
2020年・地価 1,920,000円、変動率 +2.7%
2019年・地価 1,870,000円、変動率 +8.7%


4位は、一番町四丁目商店街の「イワマビル」でした。2021年と2022年に地価が減少、昨年は変動率0%と低迷していましたが、今年は1.7%上昇しました。コロナの影響をもろに受けていた感じでしたが、いよいよ回復してきたようですね。

第2位 宮城野区榴岡1-2-1・イーストンビル


2024年・地価 2,800,000円、変動率 +16.7%

2023年・地価 2,400,000円、変動率 +20.0%
2022年・地価 2,000,000円、変動率 +4.2%
2021年・地価 1,920,000円、変動率 +2.1%
2020年・地価 1,880,000円、変動率 +5.6%
2019年・地価 1,780,000円、変動率+14.1%


今年は3位が無くて2ヵ所が同じ地価で2位になりました。最初の2位は昨年の3位から上がって、仙台駅東口の「イーストンビル」でした。上昇率は昨年の20.0%よりも下がりましたが、調査地点の中で最高の16.7%で、2年連続で宮城県で一番の値上がり率でした。仙台駅東口駅前の活気がそのまま地価に表れている感じですね。

第2位 青葉区本町2-16-10・メットライフ仙台本町ビル


2024年・地価 2,800,000円、変動率 +5.7%

2023年・地価 2,650,000円、変動率 +4.7%
2022年・地価 2,530,000円、変動率 +4.5%
2021年・地価 2,420,000円、変動率 +2.5%
2020年・地価 2,360,000円、変動率+11.3%
2019年・地価 2,120,000円、変動率+14.0%


同じく2位になったのは、昨年と同様に東二番丁通の「メットライフ仙台本町ビル」でした。上昇率は5.7%で、昨年よりも高くなりましたが、同じ2位のイーストンビルの方が上昇率が高いので、来年はイーストンビルが単独2位で、こちらが3位に下がる可能性があります。

第1位 青葉区中央2-1-1・仙台東宝ビル


2024年・地価 4,320,000円、変動率 +3.3%

2023年・地価 4,180,000円、変動率 +4.5%
2022年・地価 4,000,000円、変動率 +2.3%
2021年・地価 3,910,000円、変動率 +2.6%
2020年・地価 3,810,000円、変動率 +7.6%
2019年・地価 3,540,000円、変動率 +7.9%


今年も1位は青葉通と愛宕上杉通の交差点、北西角の「仙台東宝ビル」でした。上昇率は下がりましたが、まだまだ1位は続きそうです。全体を振り返って見ると、昨年よりも上昇率が下がっているものの、地価の上昇は来年以降も続きそうです。特に仙台市中心部では再開発が控えている場所が多いので、今後の地価にも影響があるかもしれませんね。


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