新しく建て替えられる、宮城県民会館とNPOプラザの複合施設の完成模型の展示が宮城県庁で始まったというので見てきました。
県庁の正面入り口から中へ入ると、すぐ左側に模型が展示されていました。
新しく建設される「県民会館NPOプラザ複合施設」は、宮城野区宮城野の旧仙台医療センター跡地で今年の夏から建設工事が始まりますが、その完成した姿を一足先に見ることが出来ます。
完成模型は、西側の仙台市中心部の方から見た形で作られていました。向かって左側の道路が元寺小路福室線で、右側の道路は現在の仙台医療センターの前の道路です。
建物は敷地の東側に建設されていて、西側は広大な芝生の広場になるんですね。
西側の芝生広場の方から、実際の目線に近い感じで見てみました。模型にはピンクの木が付けられていましたが、桜が植えられるんでしょうか。
この模型は7月18日まで展示されるということなので、建設工事が始まる頃まで見ることが出来ます。
実際に「県民会館NPOプラザ複合施設」が建設される旧仙台医療センター跡地の状況も見てきました。写真は元寺小路福室線から撮影したもので、手前側が芝生広場、向かって左手奥の方に建物が建設されます。右手奥には現在の仙台医療センターの建物が見えます。
仙台医療センターの方から撮影。
「県民会館NPOプラザ複合施設」は、敷地面積52,811.37㎡、建築面積14,519.05㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造+鉄筋コンクリート造(一部プレストレストコンクリート梁)の地上4階、地下1階、高さ36.72m、延べ面積32,286.25㎡、の規模で、7月1日に着工、令和10年(2028年)12月31日に完成予定です。
建設場所は広瀬通から東へと伸びる元寺小路福室線沿いで、JR仙石線の宮城野原駅の隣接地です。
一方、こちらは現在の宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)です。新しい県民会館の建設工事が近付いてきたことで、ここの跡地がどうなるのかも気になります。今年は劇団四季の「キャッツ」が12年ぶりに仙台で上演されるそうですが、次に「キャッツ」が仙台に来る時は新しい県民会館での上演になるんでしょうかね。