旧仙台医療センター跡地が宮城県民会館の移転先の最適候補に・2019年6月

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宮城野区宮城野の仙台医療センターが5月1日に移転オープンしてから1ヶ月が経ちましたが、宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)の移転先として旧仙台医療センター跡地が最適だと有識者会議で答申されたことが報道されたので、旧仙台医療センター跡地が現在どうなっているのか見てきました。


新しい仙台医療センターから道路を隔てた向かい側(北東側)に旧仙台医療センターの跡地があります。今回見てみたら敷地の周囲が白いパネルや柵で囲まれていました。


駐車場の入り口も柵で囲まれていました。建物はそのまま残っていて解体はまだ先のようです。敷地面積は不明ですが、地図で見た感じでは楽天生命パークが丸ごと入っても余裕がある位の広さなので、宮城県民会館の移転先としては充分すぎるほどでしょうね。JR仙石線の宮城野原駅の出口と隣接しているのも高評価のようです。


建物の反対側(北側)の宮城野八幡神社前から見てみました。手前の道路は元寺小路福室線です。


ここから見ると、古い医療センターの後ろに新しい医療センターの建物が見えました。新しい医療センターは県の運動公園の一画に建設されたので、旧医療センターの土地と交換するという形で宮城県が跡地を取得するそうです。


旧仙台医療センターの北側を通る道路「元寺小路福室線」を西へ向かうと、そのまま広瀬通へと繋がります。JR宮城野原駅と隣接していて広瀬通とも1本の道路で繋がっているという好立地です。先月開催された県民会館の建て替えの方向性を議論する有識者会議では、出席した委員全員が4ヵ所の候補地のうちで最も適していると判断したそうです。本年度中には基本構想をまとめて結論を出すそうなので、広大な敷地面積にどのような県民会館が建設されるのか今後の発表が楽しみです。また、県民会館とは別に仙台市が音楽ホールを建設する計画もあるので、そちらの方の建設地がどうなるのかも結論が待たれますね。

※参考リンク
河北新報2019年5月30日付記事
~<宮城県民会館建て替え>仙台医療センター跡地が「適地」 有識者会議~