元寺小路福室線の最新状況、その3・2018年3月

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前回、前々回と2回続けて見てきた「元寺小路福室線」の3回目のレポートをお伝えします。最後は宮城野区銀杏町周辺の様子を見ていきます。上の写真は元寺小路福室線と宮城野原運動場方面を結ぶ新たな道路の交差点から西方向を振り返ってみたものです。


元寺小路福室線から南方向へと繋がる新しい道路の先には仙台医療センターの新しい建物が見えました。その先には楽天イーグルスのホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」があります。去年まで「Koboパーク宮城」でしたが今年から新しい名前になりました。


元寺小路福室線を東へ進むと、現在の仙台医療センターが見えてきました。こちらは医療センターの北側になります。新しい仙台医療センターは来年2019年10月に完成予定なので、この建物も来年10月頃までで使用が終了し、その後解体される予定です。目の前の道路が広瀬通と直結したので土地の価値も上がったのではないかと思われますが、まとまった広い土地なので再開発がどうなるかも気になりますね。


仙台医療センターの向かい側には宮城野八幡神社があり、神社の後ろのほうには銀杏町の名前の由来になった御神木の乳銀杏があります。樹齢1200年になるそうです。


その先を東へと進むと、片側2車線だった道路が1車線に減少する区間がありました。写真の左側奥に大きな木が見えています。


銀杏町の桜として有名なソメイヨシノが大きな枝振りを誇っていました。もともと一般の住宅の庭に植えられた桜でしたが、その見事な姿に多くの見物客が訪れるようになっていました。しかし残念ながら道路拡張のために間もなく伐採されてしまうそうで、桜の花が咲き誇るのを見られるのは今年が最後のようです。


この区間が片側1車線になるのは桜の木を守るためではなく、JR貨物の高架下の部分が1車線だからなんですね。道路を拡張するにはJRの協力が必要だそうで、もう少し時間がかかりそうです。出来れば高架下が拡張されるまでは桜の木も残しておいて欲しいものです。


JR貨物線の東側、家電量販店のコジマだった場所では新しいマンションが建設中でした。東新住販の「アドグランデ仙台宮城野」です。地上13階建てで高さ40.5m、延べ面積約8,948㎡、総戸数101戸の規模で今年7月30日に完成予定だそうです。仙台駅からは遠い場所ですが、仙台駅西口の広瀬通へ一直線で行けるようになったので意外に便利な立地かもしれませんね。


その東側、ネーミングライツで「典礼会館銀杏町5号線歩道橋」と名付けられた歩道橋から東側を見てみました。写真奥の左側に見える、木々が密集している場所が陸上自衛隊仙台駐屯地です。その先を更に東へと進むと産業道路(仙台塩釜線)と合流して仙台港など沿岸部へと続きます。


同じ場所から振り返って西側を見てみました。
仙台市中心部と東側の市街地や沿岸部を結ぶ道路が増えたことで、仙台市東部が更に発展して欲しいものですね。

元寺小路福室線の最新状況、その1・2018年3月

元寺小路福室線の最新状況、その2・2018年3月

元寺小路福室線の最新状況、その3・2018年3月

コメント

  1. faithmeasure より:

    いつも興味深く拝見させてもらっています。
    このあたりは以前に住んでいたところなので、変化に驚くとともに、便利になって仙台の都市機能が発展することは素直に嬉しいことだと思います。
    これからも変化する街の情報、楽しみにしています。頑張ってください!

    • cooyan より:

      コメントありがとうございます。
      これからも仙台の変わり行く姿をお伝えしていきたいと思っていますので宜しくお願いします。