しだれ桜で有名な若林区舟丁の仙台駄菓子の老舗「石橋屋」の建物が解体されてしまいました。
古い日本家屋のお菓子屋さんが昔の風情を残していて、仙台の桜の名所の一つとして有名でしたが、建物がすっかり無くなっていました。
現場に掲示されている工事関係の看板によると、解体工事は9月11日に始まっていて12月2日まで続くそうです。
しだれ桜の横の塀や外灯も、そのままの状態で残っていたので、この一画だけは昔の雰囲気が感じられましたが、今後どうなるんでしょうね。
石橋屋は、138年の歴史がある仙台駄菓子の老舗でしたが、昨年3月の地震で被害を受けたことなどが原因で今年5月に閉店、建物が解体されました。跡地がどうなるのかについては、建築計画のお知らせ等はなく現時点では不明です。
建物が解体されたので2度と見ることが出来ない風景になってしまいました。
石橋屋の東側には、都市計画道路「宮沢根白石線」が開通して風景が大きく変わりました。
今後、新しい宮沢橋の架け替え工事が完了すれば、しだれ桜の前は、ますます交通量が多くなりそうです。
新しい道路が開通した時に、石橋屋の前に舟丁周辺の歴史と地名を解説したパネルが設置されましたが、歴史を感じさせる建物が無くなってしまったのは残念ですね。
石橋屋の跡地がどうなるのか、しだれ桜の運命とともに今後の動きに要注目です。これからも、しだれ桜が毎年楽しめるように願っています。