旧仙台医療センター跡地に新しい宮城県民会館、建設工事の「建築計画のお知らせ」が掲示されました・2024年10月

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新しい宮城県民会館の建設予定地、旧仙台医療センターの跡地の状況を見てきました。広瀬通から宮城野橋(旧X橋)を渡って、そのまま東へ進むと右方向に広大な更地が見えてきます。


旧仙台医療センターが解体された跡地です。2021年に解体工事が終了してからは、2022年に木下サーカスの開催場所として巨大なテントが設営された以外は、更地の状態が続いています。


仙台医療センターは敷地の南西側に移転しています。写真右側の奥に見えるのが新しい仙台医療センターの建物です。手前の更地に宮城県民会館とみやぎNPOプラザの複合施設が建設される計画ですが、今回来てみたら「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。


それによると、ここに建設される「県民会館・NPOプラザ複合施設」は、敷地面積52,811.37㎡、建築面積14,519.05㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造+鉄筋コンクリート造(一部プレストレストコンクリート梁)の地上4階、地下1階、高さ36.72m、延べ面積32,286.25㎡、の規模になります。


新しい宮城県民会館の詳細は、すでに宮城県のホームページなどで公開されていますが、現場に「建築計画のお知らせ」が掲示されると、建設工事が始まるのを実感しますね。ただし、着工は令和7年7月1日なので、まだ9ヶ月ほど先です。


建設予定地の北東側から撮影。
手前の道路は元寺小路福室線で、写真の右奥の方に進むと榴岡公園の横を通って広瀬通へと続いていきます。徒歩では時間がかかりますが、最近流行りの電動アシスト自転車や電動キックボードなどをレンタルすれば、意外とすぐに仙台駅前へと行ける距離です。


この近くには、有名な「銀杏町の一本桜」がありましたが、昨年、伐採されてしまいました。


自然に倒木してしまって危険なために伐採されましたが、いずれは道路を拡張するために伐採される運命でした。見事な枝ぶりの桜が見られなくなってしまったのは残念ですね。


新しい宮城県民会館の建設場所の南西側には、楽天イーグルスのホーム球場「楽天モバイルパーク宮城」や、「弘進ゴム アスリートパーク仙台」などの「宮城野原公園総合運動場」があり、すぐ近くにはJR仙石線の宮城野原駅があります。


元寺小路福室線の反対側、敷地の南西側にも「建築計画のお知らせ」が設置されていました。


南側の仙台医療センターの前から撮影。
建設工事は令和10年12月31日に完了予定なので、新しい宮城県民会館が姿を現すのは、あと4年後ですね。