宮城野区宮城野で建て替え工事が進められていた「国立病院機構仙台医療センター」の新しい建物が完成したというので見てきました。
現在の仙台医療センターの道路を挟んだ南西側の隣接地に完成しました。
新病院の東側には広大な駐車場があり、大きな屋根のついた玄関がありました。5月1日にオープンということで現在は敷地内には入れなかったので、周囲をグルっと回って外観を見て行きましょう。
ほぼ同じ場所から反対側の北東方向を見ると、古い仙台医療センターの建物があります。オープンまでの約半月間、この道路を横断して新しい病院への引っ越し作業が続けられます。
この交差点に面して「独立行政法人 国立病院機構 仙台医療センター」と書かれた大きな看板が設置されていました。
病院の北西角には、地下駅の宮城野原駅出入り口と直結したエントランスがあります。仙石線で来院した人は、ここから入ることになります。
西側から撮影。写真の左側には道路を挟んで仙台育英学園があります。
その仙台育英学園の隣接地は更地になっていて、何年も前から「復興記念事業 学校用地 学校法人仙台育英学園」と書かれた看板が設置されていますが、いずれは育英学園の新校舎が建設されるのでしょうか。こちらのほうも注目ですね。
南側から撮影。敷地面積約56,009㎡、建築面積約14,613㎡、延べ面積約61,614㎡(共に保育園を含む)、地上11階、塔屋&ヘリポートで高さ50.17m、33の診療科、660床の規模の病院です。
東側から撮影。こちら側には病院の前に広い駐車場があります。すぐ近くにあるJR貨物の仙台貨物ターミナル駅は移転予定で、跡地には宮城県が広域防災拠点を整備する計画があります。新しい仙台医療センターは基幹災害拠点病院として災害時には防災拠点と連携して負傷者の救助などに対応することになります。
東側の駐車場の外側には緑地が整備中で、ちょっとした公園のような雰囲気になっていました。
緑地の横には新病院と共に建設された新しい保育園「ひまわり保育園」も完成していました。
グルっと反時計回りに回って再び最初の場所に戻って来ました。これからの病院は災害時の対応も考慮しているんですね。5月1日の新病院オープン後は、古い仙台医療センター跡地の再開発がどうなるのか注目していきたいと思います。
※参考サイト
仙台医療センター公式ホームページ