GSビル跡地の再開発は「2022年以降」と報道・2019年8月

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2019年8月3日付の河北新報の記事で、GSビル跡地の再開発が2022年以降になるのではないかと報道されました。


GSビルは仙台駅前の青葉通と愛宕上杉通の交差点南東角に1957年に建設された商業ビルで、以前は日乃出興業ビルという名前で複数の映画館などが入居していました。その後、隣接する仙台ホテル跡地と共にオリックスが取得しました。


先に解体された仙台ホテル跡地には、再開発までの暫定利用として商業施設EDEN(エデン)が建設されて営業が続いていますが、EDENに入居するテナントの契約が2020年1月末から2年間延長されたそうです。


河北新報の報道によると、当初のテナント契約期限までに、EDENとGSビル跡地を合わせた再開発の具体的な方針が決まらないということで契約を延長したんだそうです。


GSビルの解体工事は9月に終了するということで、地上部分の構造物は無くなっています。EDENのテナント契約延長が2年間ということを考えると、GSビル跡地には暫定の商業施設を建設するというよりも駐車場として利用するのかなと思いますが、どうなるのでしょうね。


オリックスが所有する土地と同じ区画には、ヒューモスビルとLOFTのビルが建っています。GSビルが解体されたので、ヒューモスビルとLOFTの裏側が丸見えな状態になりました。


西側から撮影。仙台市は都市再構築プロジェクトとして中心部の再開発を促すために、古いビルを新しい高機能オフィスビルに建て替える場合には容積率の緩和や固定資産税相当額を補助するなどの助成制度を発表しました。


ヒューモスビルとLOFTのビルも築年数が古いビルなので、どうせなら全てを一体的に再開発して欲しいなと思いますが、地権者が複数いると合意を得るのに時間がかかるので難しいのでしょうか。テナント契約を延長した2年間でどのような動きがあるのか、今後の動向に要注目ですね。

※参考リンク
河北新報2019年8月3日付記事
~仙台駅前「EDEN」テナント契約を2年延長 GSビル跡地再開発は22年以降か~