都市計画道路・宮沢根白石線の最新状況・その3「宮沢橋の架け替え工事」・2021年5月

twitterで最新情報を発信中!

フォローする


前回に続いて、都市計画道路「宮沢根白石線」の整備工事進捗状況を見ていきます。今回は道路の南端にある宮沢橋の架け替え工事の様子です。宮沢橋の架け替え工事は別の都市計画道路「南小泉茂庭線」の一部に入っていますが「宮沢根白石線」の南端でもあります。ちなみに南小泉茂庭線の方は、若林区役所の南側が開通したのみで河原町付近は着工していません。


昭和市電通りを渡って南西側へ行くと、宮沢橋の右側(西側)の上流部分に、巨大なクレーンが設置されているのが見えました。


橋の上から見てみると、広瀬川に多数の杭が打ち込まれていました。橋台の基礎工事のようです。


新しい宮沢橋が、どの辺に架けられるのか想像できるようになってきましたね。


広瀬川の河原には杭打ち工事のための桟橋が河原に引き上げられていました。


宮沢橋の上から上流方向を見てみました。6月から11月までは降水量が増えて広瀬川の水かさが増すために工事を休止するので、工事用桟橋を一時撤去しておくそうです。工事再開後に再び桟橋を架けて杭打ち作業を行うんですね。


対岸の大年寺山の手前には、国道286号線へと繋がる橋台部分が組み上がってきていました。


286号線の方から撮影。
工事が休止される夏から秋にかけては、このままの状態が続くようです。


現場に完成予想図が掲示されています。新しい宮沢橋は長さ145.1m、幅25.8m、現在の宮沢橋よりも幅が2.3倍に広がって片側2車線になり、完全な交差点の形になります。


下流側から現在の宮沢橋を撮影。2024年に新しい宮沢橋が完成、その後現在の宮沢橋は解体される予定です。