青葉通沿いで古いマンションの解体工事が始まりました「ハイネス片平解体工事」・2023年4月

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仙台市中心部のメインストリートのひとつ、青葉通沿いで新たな解体工事が始まりました。


レンガ色のマンション「青葉通ハイネス片平」が解体されることが明らかになりました。


青葉通の西端近くの場所で、仙台法務総合庁舎の西隣にあるマンションです。


青葉通ハイネス片平について検索してみると、完成が1981年と1983年という異なる情報があってどちらが正しいのか分かりませんが、いずれにしても築40年を過ぎた10階建てのマンションです。マンションが立っている土地は、毎年秋頃に発表される基準地価の商業地の基準のひとつになっていて、2022年の基準地価では仙台市商業地で8番目に地価が高い場所でした。


解体工事は始まったばかりのようで、建物の周囲に仮囲いの白いパネル板を設置している作業中でした。


「ハイネス片平解体工事」は、4月1日から10月31日まで行われる予定だそうですが、解体後の跡地がどうなるのかは、今のところ発表されていません。


青葉通沿いでは、ハイネス片平のすぐ近くで2件の再開発工事が行われています。東へ約100mほどの場所では「安藤ハザマ東北支店」の建替え工事が進んでいて、鉄骨が組み上がっていました。敷地面積1,148.41㎡、建築面積915.00㎡、鉄骨造の地上10階、地下1階、高さ38.00m、延べ面積8,000.00㎡の、事務所及び共同住宅(102戸)のビルで、2024年2月29日の完成予定です。


その向かい側(北側)では、旧アークホテル仙台青葉通り跡地で「(仮称)ロイヤルパークス仙台青葉 新築工事」が始まっています。現在は地下躯体の工事中でした。敷地面積4,388.40㎡、建築面積2,370.30㎡、鉄筋コンクリート造の地上15階建てで高さ47.51m、延べ面積25,211.10㎡、戸数267戸の共同住宅、寄宿舎、店舗の建物で、2025年12月31日の完成予定です。


この辺りは地下鉄東西線の大町西公園駅の目の前で、東へ行けば徒歩圏内に国分町や一番町があり、西へ行けば西公園や広瀬川、青葉山へも歩いて行ける場所です。住むのに良い環境なので、ハイネス片平の跡地もマンションになる可能性が高そうですが、どうなるんでしょうね。


青葉通の欅並木は、いつもと変わらずに新緑が綺麗でしたが、街並みは絶えず変化し続けていくんでしょうね。