閉館した「アークホテル仙台」の現在・2018年5月

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青葉通沿いで長年に渡って営業を続けてきた「アークホテル仙台」が3月いっぱいで営業を終了し、4月に閉館してから1ヶ月が経ちました。現在、アークホテル跡がどうなっているのか見てきました。


撮影した日はホテルの入り口に清掃車が止まっていて、ホテル内から不要になったものを運び出す作業をしているところでした。


入り口の柱に閉館のお知らせが立てかけられていました。
昭和57年(1982年)に仙台第2ワシントンホテルとしてオープンし、2008年からはルートインが営業を引き継いでアークホテルとして営業を続けていました。仙台市内で3番目に大きな規模のホテルで、2017年には営業利益が過去最高を記録するほど好調でしたが、築36年を超えた建物が耐震基準を満たさないとして閉館することになってしまいました。


ちなみに西側に隣接していた仙台第1ワシントンホテルは、すでに取り壊されて2013年に野村不動産の17階建てのマンション「プラウド仙台青葉通」に建て替えられています。そしてワシントンホテルは同じ2013年の末に仙台駅前に再進出しています。


ホテルの営業が好調だったにもかかわらず耐震不足で閉館したということは、ホテルの建物を今後どうするのかという疑問が出てきますが、建物を所有する大和ハウス工業は河北新報の取材に対して「現時点では未定」と答えています。


アークホテルの建物と同じ敷地内に隣接して「仙台青葉ウィングビルA棟」があり現在も使用されています。L字型のホテルの建物がウィングビルA棟の北西側を囲むように立っていて、1階部分が繋がった構造になっているので、耐震補強をするにしても、建て替えるにしても、2棟のビルを同時に工事することになると思われます。


現在もウィングビルA棟ではテナントを募集していたので、すぐに建て替えるということはなさそうです。


耐震補強をして新たなホテルが営業を始めることが一番可能性が高い気がしますが、どうなるんでしょうね。


ホテルの建物を北西側から見てみました。
青葉通側からはウィングビルA棟に隠れて一部しか見えなかったホテルの建物の全体像が見えます。


客室数340室で仙台市内3番目の規模を誇るホテルの建物は、耐震補強とリフォームをすれば新たに入るホテルが直ぐに見つかりそうではあります。


個人的には、アークホテルと仙台青葉ウィングビルA棟を一気に再開発して新しく大きなビルを建てて欲しいなと思いますが、大和ハウス工業の今後の発表が待たれますね。


アークホテルの東側、青葉通と晩翠通交差点の南東角では新しいビルの建設工事が進んでいます。ナカノフドー建設の「NF青葉新築工事」です。地上9階建てで高さ35.5m、延べ面積約2,687㎡の店舗、事務所、共同住宅の複合ビルで今年10月31日に完成予定です。スクラップアンドビルドが繰り返されていく青葉通の数年後は、どうのような街並みになっているのでしょうね。