冬季オリンピックのフィギュアスケートで、2大会連続で金メダルに輝いた羽生結弦選手の功績を称える新たなモニュメントが地下鉄東西線国際センター駅前に設置されたというので見てきました。
4月20日に羽生結弦選手を招いて新しいモニュメントのデザイン発表式が、青葉区旭ヶ丘の日立システムズホール仙台で行われましたが、今日は国際センター駅前で除幕式が開催されました。撮影をしたのは午後5時前頃で午後2時の除幕式終了から3時間近くが経っていましたが、多くの人がモニュメントを見に訪れていました。
国際センター駅前には仙台市出身の冬季五輪フィギュアスケート金メダリスト、荒川静香さんと羽生結弦選手のモニュメントが三つ並んでいます。2014年のソチオリンピックで羽生選手が金メダルを獲得したのを機に、2017年に荒川さんと共にふたつのモニュメントが設置されましたが、2018年の平昌オリンピックで羽生選手が連覇したことで、新たなモニュメントが追加されました。
以前は向かって左側に羽生選手、右側に荒川さんのモニュメントが立っていましたが、左側のスペースがないので羽生選手の新しいモニュメントを設置するために順番を変えて、左から2006年の荒川さん、2014年の羽生選手、2018年の羽生選手という並びに変更されました。今後、新たなモニュメントを設置する時には右側に並べていけるようになりましたね。
モニュメントは全て同じ大きさで高さ2.3m、幅1.6mのガラス製。左は2014年のショートプログラム「パリの散歩道」のフィニッシュポーズ、右は2018年のフリープログラム「SEIMEI」の冒頭のポーズを等身大でデザインしたものになっています。4年の差があるので、よく見るとサインが微妙に違っていますね。スケートの刃も白から黒に色が変わっているのがわかります。
羽生選手が出席して行われたデザイン発表式の時のデザイン画は、オリンピックのスペルが間違っていて「Olynpic」となっていましたが、実物はちゃんと「Olympic」と書かれていました。
除幕式にはスケジュールの都合で残念ながら羽生選手は出席できませんでしたが、地元でスケートを練習している子供たちが出席しました。新たなモニュメントの右側に羽生選手のモニュメントが更に増えることを期待するのと同時に、未来の世代の金メダリストが仙台から生まれてモニュメントが増えていくことを願いたいですね。
※関連リンク
国際センター駅前にフィギュアスケートモニュメントを設置・2017年4月