太白区あすと長町にあった、東日本大震災の被災者のための仮設住宅跡地の状況を見てきました。
JR長町駅と太子堂駅の中間の場所で、あすと長町中央公園の南西側の広大な区画です。もともとは積水ハウスが取得した土地でしたが、ヤマダ電機に売却されたことが発表されました。
以前あった積水ハウスの看板は撤去されましたが、ヤマダ電機の看板等は設置されていませんでした。駐車場ではないようですが多くの自動車が止まっていますね。
今回来てみたら、埋蔵文化財の発掘調査が行われている最中でした。来年の3月27日まで続く予定なので、ヤマダ電機の建設が始まるのは来年の春以降になるようです。
敷地内に駐車していたのは発掘調査の作業員の人たちの車だったんですね。
仙台市南部の長町周辺には古代から人が住んでいたので、多くの遺跡が埋まっている可能性が高く、建設工事の際は発掘調査が行われるようです。
仮設住宅跡地の西側、JRの高架のほうの土地は大和ハウスが取得していて、道路に面した側に工事用のパネルが立てられていました。
現場に掲示されている建築計画のお知らせによると、「(仮称)プレミストあすと長町 新築工事」で、敷地面積約2,006㎡、建築面積約727㎡、RC造の地上13階建てで高さ40.01m、延べ面積約6,877㎡、総戸数75戸のマンションで今年の9月27日に着工、2021年3月30日に完成予定だそうです。
敷地の奥のほうでは、すでに大和ハウスの3階建てのマンションの建設工事が始まっていました。手前の鉄板が敷かれている場所に13階建てのマンションが建設されます。
北西側から撮影。ヤマダ電機は具体的な計画について発表していませんが大型電気店が建設されれば、あすと長町地区には初めての進出になるので、多くの人が訪れる商業施設になりそうですね。