野村不動産が青葉区本町で2棟のマンションを建設するという情報を頂いたので見てきました。錦町公園の南側出入り口の先に、複数の重機が作業をしているのが見えました。
錦町公園の南側、6本の道路が交差する六差路の南側の土地が建設現場です。愛宕上杉通の本町交番から南へ伸びる「大仏前(おぼとけまえ)通り」という名前の道路沿いの場所です。
専門学校の「デジタルアーツ仙台」の前から撮影。現在は駐車場として利用されている手前の土地と、重機が作業をしている南側(写真奥)の隣接地に2棟のマンションが建設されます。
北側の駐車場の方には「(仮称)本町二丁目Ⅱ新築工事」という名称の「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。敷地面積800.95㎡、建築面積460.51㎡、鉄筋コンクリート造の地上14階建てで高さ44.5m、延べ面積4,730.1㎡、戸数64戸のマンションが建設されるそうです。
南側の隣接地には「五十嵐産婦人科」と「看板の広研社」「日の出パーキング」など複数の建物がありましたが、解体工事の真っ最中でした。
現場に掲示されている「今週の作業予定」によると、現在は基礎解体と解体材の搬出作業を行っているそうです。
南側の解体現場にも「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。こちらは「(仮称)本町二丁目Ⅰ新築工事」で、敷地面積1,170.34㎡、建築面積489.72㎡、鉄筋コンクリート造の地上20階建てで高さ63m、延べ面積7,304.56㎡、戸数89戸のマンションが建設されます。北側のマンションと合わせて、153戸の規模のマンションになるんですね。
南東側から撮影。まだ「看板の広研社」の建物が残っていましたが、間もなく解体されることでしょう。野村不動産は、晩翠通沿いの場所でも2棟のマンション「プラウドタワー晩翠通」を建設中です。19階建てと24階建てのツインタワーで総戸数が357戸という大規模なものですが、それに続く2棟のマンション群になりそうですね。同じ敷地に2棟建設するよりも、もっと高層のマンションを1棟建設するほうが良さそうに思いますが、高さ規制があるので、それに対応するためのものなのでしょうか。
南西側の「河合塾マナビス仙台校」の前から撮影。日の出パーキングの立体駐車場が工事用のネットで覆われていて解体工事中でした。「(仮称)本町二丁目Ⅱ」は2021年4月に着工、2023年2月に完成予定で、「(仮称)本町二丁目Ⅰ」は2020年10月に着工、2023年3月に完成予定です。現在、解体工事中の場所に建設される20階建ての「Ⅰ」の方が早く着工しますが、完成は14階建ての「Ⅱ」の方が早いんですね。完成時期が、ほぼ同時期になるように計画しているんでしょうか。マンションの名前や外観デザインの発表が待たれますね。
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