(仮称)レーベン仙台大手町の建設工事進捗状況・2019年6月

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タカラレーベンが仙台市中心部で新たなマンションを建設することが明らかになりました。地下鉄大町西公園駅の西公園側出入り口を出て、広瀬川の大橋へ向かって坂を下った途中にあります。


西公園から南側を見てみました。以前は道路沿いに大きな屋敷林が生い茂っていましたが、全て伐採されて周囲が工事用のパネルで囲まれていました。


道路を挟んだ北側の西公園には、福島県三春の滝桜を分枝した「愛姫桜(めごひめざくら)」があります。同じく三春から輿入れした伊達政宗公の正室、愛姫から名付けられたもので、近くには三春から一緒に付き添ってきた侍女「おさ五(おさい)」の名前が付けられた「おさ五桜」が植えられています。


数年前まで複数の民家があった場所を 一体的に再開発するようです。


現場に「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。それによると「(仮称)レーベン仙台大手町 新築工事」で、敷地面積約5,541㎡、建築面積約1,924㎡、鉄筋コンクリート造の地上13階建てで高さ40m、延べ面積約14,132㎡、総戸数134戸の規模で令和3年3月31日に完成予定です。現在は土工事とコンクリート打設工事が行われていました。


北側の道路、大坂沿いの工事用パネルには多くの宣伝が描かれていました。


そのなかの一つには、ここが水沢伊達家 「伊達宗景」屋敷跡地と書かれていました。以前あった鬱蒼と茂っていた屋敷林は武家屋敷時代からのものだったのでしょうか? だとすると伐採されてしまったのはちょっと残念ですが、それに代わるような魅力的な街並みを未来に向けて作り出して欲しいものですね。


完成予想図も描かれていました。西側は崖になっているので見晴らしが良さそうです。


完成予想図と同じような場所から撮影してみました。完成予想図と見比べると何となくマンションの大きさが想像できます。


建設予定地の西側から見てみました。南東側(写真右側)には26階建てで高さ約83mの高層マンション「ライオンズタワー仙台大手町」が立っています。また近くの青葉通り沿い(写真左側)には「パークホームズ仙台大町ザレジデンス」が完成したばかりで、この辺りも大きなマンションが増えてきましたね。