19階建て高さ88.7m、新しいNTT仙台中央ビルの規模の詳細が明らかになりました・2021年12月

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東二番丁通で建て替え工事が計画されている「NTT仙台中央ビル」の建設現場の最新状況を見てきました。


今回見に来たら、敷地を囲む仮囲いに新しいNTT仙台中央ビルの完成予想図が描かれていました。「(仮称)NTT仙台中央ビル再開発計画」となっていますね。


現場には「建築計画のお知らせ」も新たに掲示されていました。それによると「(仮称)NTT仙台中央ビル」は、敷地面積3,073.86㎡、建築面積2,367㎡、鉄骨造の地上19階、地下1階で高さ88.7m、延べ面積42,113.89㎡の規模で、用途が事務所、店舗、ホテルと書かれていました。高さ的には仙台駅前の高層ビル「アジュール」の87mよりも少し高くなりますね。


着工は令和4年3月16日なので、まだ今週の作業予定は古いビルの解体工事になっていました。


東二番丁通側の仮囲いが大きく開けられていて敷地の中が見えました。すでに新しいビルの掘削工事が始まっているのではないかと思える位に地下深くまで掘り下げられていますね。ちなみに背後に見える建設中の建物は、新しいホテル「相鉄フレッサイン仙台駅西口」で、こちらは完成間近になっています。


現場には建設工事を請け負う鹿島建設のフラッグも設置されていて、来年の3月を待たずに建設が始まったかのような雰囲気でした。NTTの新ビルは当初の計画では16階建てで延べ面積約24,000㎡の規模でしたが、高機能オフィスビルを建設すると容積率が緩和される仙台市の「都心再構築プロジェクト」第1号に指定されて、19階建てで延べ面積42,113.89㎡の規模に拡大されました。


北側から撮影。
背後(南西側)には東北一の、高さ180mを誇る「仙台トラストタワー」が聳え立っています。新しい「NTT仙台中央ビル」は、トラストタワーの半分程の高さではありますが、仙台市内では久しぶりに高層オフィスビルが建設されることになるので期待が高まりますね。完成は令和5年12月28日の予定です。