今年3月に、南側の一部区間が開通した都市計画道路「宮沢根白石線」の南端で行われている「宮沢橋架け替え工事」の状況を見てきました。宮沢根白石線を南へ向かって進んでいくと、南側終点の先に巨大なクレーン車の姿が見えてきました。
現在は、まだ宮沢根白石線と宮沢橋は繋がっていないので、南側に迂回して宮沢橋の方へ来ました。
宮沢橋の上流側(北西側)にクレーン車が運び込まれたようですね。
巨大なクレーン車で橋桁を持ち上げる作業をするので、河川敷の部分を頑丈にしてクレーン車を乗せているようです。クレーン車は500トン吊クローラクレーンというものだそうで、キャタピラで移動するようです。
写真ではクレーン車の大きさが伝わりにくいかもしれませんが、右側にいる警備員の人や奥の方のトラックと比較すると、その大きさが分かるかもしれませんね。
新しい宮沢橋は、広瀬川の中央に作られた1本の橋脚で支える構造になります。
橋桁は別の場所で作られて、12月20日頃に現場に搬入される予定だそうです。
橋桁が架けられるのは年末頃になるんでしょかね。年末年始の休みを考えると年が明けてからになるのかもしれません。
新しい宮沢橋は、現在の橋の約30mほど上流に架けられます。宮沢橋自体は「南小泉茂庭線」という都市計画道路に含まれていますが、「宮沢根白石線」と繋がることによって仙台駅東口方面へのアクセスが格段に向上します。
写真左側の根岸交差点は、変則的な形をしているために渋滞が起こりやすく交通事故も多い場所ですが、新しい宮沢橋は交差点と直通して、普通の交差点と同じ形になります。
根岸交差点の方から撮影。
宮沢橋の架け替え工事は令和8年3月31日までの予定ですが、古い橋の撤去作業も含まれるので新しい橋の開通は、それよりも早くなるものと思われます。
広瀬川の下流から撮影。
交通事故の防止や渋滞緩和のためにも、なるべく早く新しい宮沢橋を通れるようにして欲しいものですね。
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