（仮称）ヨドバシ仙台第1ビル、建設工事の最新状況・2021年8月

仙台駅東口の駅前で建設が計画されている、ヨドバシカメラの新しいビル「（仮称）ヨドバシ仙台第1ビル」の最新状況を見てきました。

今回見てみたら、現場に「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。それによると「（仮称）ヨドバシ仙台第1ビル」は、敷地面積15,432.59㎡、建築面積8,187㎡（全体：10,331.131㎡）、鉄骨造の地下1階、地上12階、塔屋1階で、高さ54.2m（最高高さ：56.2ｍ）、延べ面積76,460㎡（全体：92,332.651㎡）の規模の、百貨店、駐車場、事務所の複合ビルになります。

着工が今年の11月1日ということで、あと3か月ほどは現在のままの状態が続くようですが、駐車場の奥の方では、工事に向けての動きがありました。

駐車場の南西側にプレハブの建物が建設されていました。工事事務所や作業員の休憩室などとして使用される建物が早くも出来上がっていたので、11月1日よりも前に工事のための準備作業などが始まるようですね。

南側のヨドバシカメラ駐車場から撮影。中央の駐車場部分に「ヨドバシ仙台第1ビル」が建設されます。

線路に沿ってプレハブの事務所が建設されていて、この細長い区画は今回の建築面積には含まれていないようです。当初の計画からホテル部分が無くなっていますが、この区画が更地のままということも考えにくいので、コロナ禍が落ち着いて景気が回復したあとに何らかの動きがあることを期待したいですね。

仙台駅東口には、JR東日本が建設した2棟の新しいビルが並んでいます。右側のオフィス棟「仙台イーストゲートビル」は地上13階建てで高さが59.95m、左側のホテル棟「ホテルメトロポリタン仙台イースト」は地上14階建てで高さが56.5ｍなので、ホテル棟とほぼ同じ高さのビルが誕生することになります。

高さはJRのホテル棟と同じ位ですが、延べ面積はオフィス棟と合計したのと同じ位（81,980㎡）の巨大なビルになるので、完成したら相当なインパクトがありそうですね。

JRのホテル棟「ホテルメトロポリタン仙台イースト」前から、ヨドバシ仙台第1ビルの建設予定地を見てみました。ヨドバシ仙台第1ビルは令和5年4月30日の完成予定です。2年後には仙台駅東口の街並みが大きく変わっていることでしょうね。