青葉区国分町で建設していた「杜の都信用金庫新本店ビル」が完成し7月8日から営業を始めました。当サイトでも、2018年6月から約1年間にわたって建設工事の進捗状況をお伝えしてきた新本店ビルの完成した姿を見てきました。
国分町通と表小路の交差点南西角での場所で、仏壇の佐正の旧ビルと松栄第2ビルの跡地に建設されました。
国分町通と表小路の交差点から見てみました。新本店ビルは敷地面積約1,198㎡、建築面積約953㎡、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の地下1階地上6階建てで高さ29.3m、延べ面積約5,582㎡のビルです。
国分町通の南東側から撮影。杜の都信用金庫の本店は定禅寺通沿いにありましたが、老朽化に伴って土地を売却、跡地に建設された「アーバンネット定禅寺ビル」にテナントとして本店営業部が入居、その他の本部機能は仙台駅近くの広瀬通に建設した中央支店ビルへと分散していました。
東側から撮影。アーバンネット定禅寺ビルの賃貸契約が切れるタイミングに合わせて新本店ビルを建設し、本店機能を移転集約させることになり約1年前から建設が始まりました。本店営業部と本部機能が一体になるのは12年ぶりだとか。
国分町通側に「令和元年6月吉日」と刻まれた定礎が設置されていました。いよいよ令和時代に竣工するビルが出てきましたね。
6月に見た時はシートが被されていた看板も見えるようになっていました。
北側から撮影。ビルの西側は駐車場になっています。2階には300人が入れる大ホールを設けてイベントや講演会なども開催されるそうです。
建物の周囲には新たに植樹もされていました。まだ小さく細い木が太く大きくなるまで、今後何十年も地元の信用金庫の本店としての役割を果たしていくんでしょうね。