アークホテル仙台跡地で解体工事が始まる・2020年8月

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青葉区大町の青葉通沿いの旧アークホテル仙台跡地で解体工事が始まったという情報をいただいたので、現場を見てきました。


今回、解体工事が始まったのは旧アークホテル仙台と同じ敷地にあって、L字型のホテルの内側に建っているオフィスビル「仙台青葉ウィングビルA棟」です。


オフィス棟の外側に足場が取り付けられていて、防護シートで覆われていましたが、左側のホテル棟は以前のままの状態ですね。


現場には「(仮称)仙台青葉通り計画のうち既存建物解体工事」と書かれたパネルが掲示されていました。下の方には、オフィス棟とホテル棟の石綿(アスベスト)の使用調査と除去作業についてのお知らせも掲示されていました。アスベストは毒性があるため、空気中に飛散しないように建物の解体前に除去する必要があります。

今週の作業予定には、足場の作業、内装解体工事、外壁工事(WJ工法)と書かれていて、建物解体前のアスベスト除去作業が始まったようですね。


青葉通から見上げてみました。ビルの解体工事というと、もっと丈夫そうなパネルで囲んで解体するイメージがありますが、アスベスト除去作業の段階ということでグレーの防護シートで覆われていました。


青葉通と反対側(北西側)の大町通側から見てみたら、ホテルの外壁にも足場が設置され始めていました。ホテル棟のアスベスト除去についても掲示されていたので、オフィス棟に続いてホテル棟も解体されるんでしょうか。「(仮称)仙台青葉通り計画のうち既存建物解体工事」ということは、既存建物解体後の計画も進んでいるものと思われますが、まだ正式に発表されていないので、解体後の跡地利用については現段階では不明です。中心部のメインストリートのひとつ、青葉通沿いの場所なので、更地のまま何年も経過しないように再開発が進んで欲しいものですね。