宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)の建て替え計画・2019年2月

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青葉区の定禅寺通にある「宮城県民会館」が建て替えを検討しているというので見に来ました。


晩翠通交差点の東側で、勾当台公園と西公園の中間あたりにあります。


宮城県民会館は 1964年(昭和39年)、ちょうど前回の東京オリンピックが開催された年に完成しました。地上6階地下1階、延べ面積約12,470㎡、座席数は1590席で会議室なども併設されています。外観を見ただけでも昭和の建築物だということがわかるようなデザインですね。ちなみに現在はネーミングライツによって「東京エレクトロンホール宮城」という名称で呼ばれています。


開館から55年が経過し、設備の老朽化とともに現代のホールとしては規模の小ささも感じられるようになってきたので、建て替えが検討されるようになりました。


仙台では、仙台市もコンサートホールの建設を計画していて場所や規模などを検討中ですが、県の需要調査によると、市と県がそれぞれ2000席規模の施設を整備しても供給過剰にはならないと結論が出されたので建て替えの検討が本格化しました。


現在の場所は敷地面積が狭いことと建設工事の期間にホールが使用できなくなるということで別の場所での建て替えを検討してるそうです。


北西側から撮影。県民会館の表側が面している定禅寺通以外は一方通行の細い道路になっているので、舞台装置が大掛かりになることが増えている最近の公演では、セットの搬入に苦労することもあるんだとか。


仙台市と宮城県で、それぞれ別のホールの建設場所を探すという状態になりましたが、宮城県の場合は利府町の宮城県総合運動公園「グランディ21」のように、仙台市内に建設するとは限らない可能性もあるので、今後どうなるのか立地場所の選定に注目ですね。


仙台市と宮城県のホール建設は、まだ具体的な建設場所も規模も決まっていませんが、新しいコンサートホールが2ヵ所に誕生することになるので、コンサートや舞台公演が今以上に多く開催されるようになって欲しいものですね。

コメント

  1. 名無し より:

    いつも記事を拝見させていただいております。
    新しい情報がありますので提供させていただきます。

    既にご存知かと思いますが、今朝(28日)河北新報のニュースで駅前さくら野の百貨店跡地の解体に向けた具体的な協議が始まる模様です。

    <さくら野仙台破産2年>ビルの法的紛争が全て終結、再開発協議本格化か
    https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190228_13025.html

    2年経ってようやく地権者同士の話がまとまったようです。今後の情報に期待したいですね。
    今後も記事を楽しみにしております。

    • cooyan より:

      情報ありがとうございます!
      いよいよさくら野百貨店跡地が動き出しそうですね。
      建物の解体だけでも結構な期間がかかりそうなので先は長そうですが、
      当サイトでも引き続き動きを注目していきたいと思います^^