2022年3月16日の福島県沖地震で傾いた伊達政宗公騎馬像の現在・2022年5月

twitterで最新情報を発信中!

フォローする


2022年3月16日深夜に発生した福島県沖地震で傾いてしまった伊達政宗公騎馬像の現在の状況を見てきました。大手門跡から登る道路は閉鎖されていますが、仙台市博物館の裏手から徒歩で登城する道の通行が再開されたので登ってきました。


この日は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークだったので、天気に恵まれたこともあって多くの観光の人たちが訪れていました。


しかし、仙台の観光スポットのひとつである「伊達政宗公騎馬像」は修復作業と倒壊防止のために白い仮囲いで覆われてしまっています。


少し離れた場所から見てみれば、伊達政宗公の肩から上の後ろ姿が囲いの上に見えますが、正面からは囲いしか見えない状態なので、修復作業が終わるまでの間だけ騎馬像の写真が印刷された大型のグラフィック幕を囲いの前面に設置することになりました。


騎馬像の前面に設置された大型グラフィック幕です。幕の前に立って撮影すれば本物っぽく見えなくも無さそうなほどの大きさですね。


騎馬像前の左右に置かれている狛犬は本物なので不思議に立体感を感じさせます。


グラフィック幕の横に説明文が設置されていました。今後、修復作業を行うということですが、開始時期や作業期間などの具体的なことは書かれていませんでした。


大型のグラフィック幕は、修復作業の間だけしか見ることの出来ない貴重な光景ではありますが、遠くから訪れた観光客の人たちにとっては残念な光景なので、早急に修復して本物の伊達政宗公騎馬像を見られるようにしてほしいものですね。


ちなみに少し離れた広瀬川の土手からは、伊達政宗公の兜の前面が少しだけ見えました。再び伊達政宗公騎馬像の全体が見られるのはいつになるのか、待ちきれませんね。

※関連記事