仙台厚生病院が青葉区広瀬町から堤通雨宮町に移転して新しく開院したというので見てきました。
移転した場所は、東北大学農学部の雨宮キャンパス跡地の西側半分の部分です。敷地の南側は北六番丁通に面していますが、人がすれ違うのも大変なほど狭かった歩道が拡幅されて、広々とした歩道になりました。
病院の建物は盛り土された場所に建設されたようで、道路から見上げるような感じになっていますね。
建物は低層棟と上層棟に分かれていて、一番上にはヘリポートが作られています。
雨宮キャンパス時代に正門だった場所が、敷地内に入る新しい道路として車道と歩道が整備されました。東側はイオンモール仙台雨宮の建設工事が行われていて仮囲いされています。
門や壁などは無く、北六番丁通からそのまま続く広々とした歩道を通って中へ入れるようになっていました。
新しい仙台厚生病院は、敷地面積41,270㎡、建築面積10,330㎡、鉄骨造の地上9階+PH(塔屋)1階で高さ44m、延べ面積46,320㎡の規模で、敷地は今までの厚生病院よりも約3倍の広さになったそうです。ここから見ても一段高くなっている場所に建物が立っているのが分かります。
東側から撮影。
上層階は入院病棟で、低層部分よりも横に張り出した形が特徴的なデザインになっています。全409床の病床すべてが個室になっているのも新しい時代を感じさせますね。
東側の奥の方にはベンチが設置されていて、ちょっとした休憩スペースもありました。
北側の駐車場から撮影。
駐車場も広々としていて、車を駐車させるのも楽そうですね。
新しい仙台厚生病院は、ゴールデンウィーク明けの5月7日から外来の診察を始めましたが、その前に入院患者さんの移動などは終了していたようです。
敷地の北西側から撮影。
北側の北八番丁通も歩道が広くなっていました。
西側の堤通側から撮影。
病院の横には雨宮神社があり、ここの一画だけは昔から変わっていませんね。
歩道は広くなりましたが雨宮神社はそのままなので、歩道が神社の裏側を迂回するようになっていました。
南西側の堤通と北六番丁通の交差点から撮影。
仙台厚生病院が移転してきたことで、堤通雨宮町の街並みが大きく変わりましたね。