老舗百貨店の藤崎が来年に店舗の建て替え計画を決定へ・2019年9月

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仙台市の老舗百貨店「藤崎」の藤崎三郎助社長が日本経済新聞のインタビューに答えて、「現行の店舗を解体して新店舗を建設する計画を2020年に決めたい」と話したことが報道されました。


藤崎は藩政時代に創業した「得可主(エビス)屋」が元で、その後、呉服店から百貨店になった老舗の企業です。今年で創業200周年を迎えたそうです。


地下鉄東西線の開業時には、青葉通とサンモール一番町の交差点北東角に「ルイヴィトン」が入居する新しいビルを建設しました。


新しいビルには地下鉄青葉通一番町駅の出入り口を設置、藤崎本館の地下2階とも繋がっています。


日本経済新聞のインタビューによると藤崎社長は、藤崎本館を解体して跡地に新店舗を建設するには、地下鉄の駅を直結させた時のように行政と一緒にやらないと無理だということで、今後仙台市に対して何らかの働きかけをするのかもしれませんね。


藤崎本館をマーブルロードおおまち側から撮影。
本館は青葉通と一番町、更にマーブルロードおおまちにも面している好立地ですが、最近は新しい商業施設が相次いでオープンした仙台駅前が人気で、駅前から一番町へ人を回遊させることが課題になっています。


藤崎は本館だけじゃなくて周辺に複数の店舗を持っています。本館を建て替える時には分散している店舗を集約させる可能性もあるそうです。


本館の北西側、ぶらんどーむ一番町には「カルティエ」などが入居する「藤崎一番町館」があります。


本館の北側、マーブルロードおおまちの向かい側には「ブルガリ、バーバリー、アニエスベー、ラルフローレン、ウェッジウッド」などが入居する「藤崎大町館」があります。


東二番丁通とマーブルロードおおまちの交差点、南西角に立つ高層ビル「仙台ファーストタワー」の低層棟には「グッチ」などが入居する「藤崎ファーストタワー館」もあって、付近一帯に藤崎の店舗が集中しています。


青葉通の南東側から本館を撮影。
藤崎社長によると新店舗の建設は、2020年に計画を決定したいということなので、2021年以降に現店舗を解体、その後に建設工事開始ということなら少なくとも5,6年以上はかかる建設計画になりそうですが、仙台市が発表した古いビルの建て替えを促す「都心再構築プロジェクト」とも関係があるのかもしれません。付近の複数の店舗を集約させて本館が建て替えられれば大きなインパクトがあり、間違いなく一番町周辺が再び勢いを取り戻すことになるので、ぜひ計画を迅速に進めて建て替えを成功させて欲しいものですね。