仙台市の商業地、基準地価トップ10発表・2021年9月

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前ページの10位から6位に続いて、2021年度仙台市商業地区の基準地価トップ5の発表です。

第5位 青葉区国分町2-4-23・カラオケ館


2021年・地価 1,550,000円、変動率▲3.1%
2020年・地価 1,600,000円、変動率   6.7%
2019年・地価 1,500,000円、変動率 13.6%


第5位は定禅寺通の「カラオケ館」でした。昨年までは「スーパーホテルinn仙台国分町」が入っていたビルですが、今年2月の地震の影響で4月に閉館しました。その影響でしょうか、昨年よりも3.15%値下がりしてしまいました。近くの晩翠通にスーパーホテルと関連があると思われる会社が、新たなビジネスホテルを建設する計画があるので、どのような影響があるのか注目ですね。

第4位 青葉区一番町4-9-17・イワマビル


2021年・地価 1,830,000円、変動率▲4.7%
2020年・地価 1,920,000円、変動率   2.7%
2019年・地価 1,870,000円、変動率   8.7%


第4位は、一番町四丁目商店街の「イワマビル」で、昨年の3位から下がってしまいました。昨年は2.7%上昇していましたが、今年は4.7%の値下がりでした。一番町の商店街と国分町の飲食店街のコロナによる不景気が響いたのでしょうかね。

第3位 宮城野区榴岡1-2-1・イーストンビル


2021年・地価 1,920,000円、変動率   2.1%
2020年・地価 1,880,000円、変動率  5.6%
2019年・地価 1,780,000円、変動率 14.1%


第3位は、昨年の4位からランクアップした仙台駅東口駅前の「イーストンビル」でした。こちらが上がったというよりも、イワマビルが下がったために3位になったと言ったほうが正しいでしょうか。変動率は2.1%の上昇率でした。斜め向かい側の場所で間もなく建設工事が本格的に始まる「ヨドバシビル」が完成したら、更に地価が上昇するかもしれませんね。

第2位 青葉区本町2-16-10・メットライフ仙台本町ビル


2021年・地価 2,420,000円、変動率   2.5%
2020年・地価 2,360,000円、変動率 11.3%
2019年・地価 2,120,000円、変動率 14.0%


第2位は、昨年と同じく東二番町通の「メットライフ仙台本町ビル」でした。ここも値上がりしたものの、昨年の11.3%から大幅に低くなって2.5%の上昇率にとどまりました。

第1位 青葉区中央2-1-1・仙台東宝ビル


2021年・地価 3,910,000円、変動率  2.6%
2020年・地価 3,810,000円、変動率  7.6%
2019年・地価 3,540,000円、変動率  7.9%


そして第1位は、定番の「仙台東宝ビル」でした。仙台駅前の青葉通と愛宕上杉通の交差点、北西角に立つビルです。このビルのすぐ目の前にある「さくら野百貨店」と「GSビル」の跡地では再開発計画が水面下で進められていて、更に青葉通の公園化という仙台市の計画もあり、今後も地価が上昇するのは間違いないと思われますが、今回のコロナ禍のように何が起こるか分からない時代なので、何事もなく再開発計画が進行することを願うばかりです。

2021年・仙台市商業地区の基準地価10位~6位へ