仙台駅西口駅前広場の再整備工事進捗状況・2021年10月

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JR仙台駅西口の駅前広場で行われている再整備工事の進捗状況を見てきました。現在は南町通側のバスプールで工事が行われています。


ペデストリアンデッキからバスプールへと降りて行く階段のひとつが閉鎖されていました。


横から見てみたら、階段が撤去されて大きな空き地のような状態になっていました。この場所を夏頃から何度か撮影していたので、変化を見てみましょう。


今年の8月に見た時には階段がありましたが、横の屋根の撤去中でした。


9月には階段の周囲に足場が作られて撤去が進んでいました。


そして10月には完全に階段が無くなりました。


8月にバスプールに降りて撮影した、解体直前の階段の写真です。
ここにあった階段は幅が広い階段でしたが、約40年前に作られたものでバリアフリーが、現在ほど重視されていない時代の設計でした。今回の再整備では階段にエスカレーターが増設されることになったので、階段ごと新しく作り直すようです。


現場に完成予想図が掲示されていました。写真の右下にエスカレーターが増設された階段の完成イメージがあります。エスカレーターの建設に影響があるので既存の屋根も撤去されたんでしょうか。


バスの乗降場所が増えたので、バスプールの西側に1ヵ所だけだった階段とエレベーターが2ヵ所に増設されて、今年から利用が始まりました。エレベーターは地下へも行けるようになっていて地下鉄とのアクセスも向上しています。


新しい階段の設置工事は令和4年3月31日まで続く予定です。


歩行者と自動車を分離するという、時代を先取りした考え方で設計されたペデストリアンデッキでしたが、バリアフリーを重視しなければならない時代になり、新しい時代のペデストリアンデッキとして進化し続けているんですね。